SolidWorksで断面図の書き方をお探しですね。

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SolidWorksで図面をもっと分かりやすく!断面図・破断図・詳細図の使い方

SolidWorksで3Dモデルから2D図面を作るとき、ただ正面や側面を描いただけでは、部品の内側の構造や細かい形が製造現場にうまく伝わらないことってありますよね。

そんなときに役立つのが、断面図や破断図、拡大図といった表現方法です。

この記事では、SolidWorksの図面機能を使って、見やすくて正確な図面を作るためのテクニックをご紹介します。

「断面図」「部分断面図」「破断図」の描き方から、いらない部分を隠す「ビューのトリミング」、細かい部分を拡大する「詳細図」まで、実務で使える技を分かりやすく解説していきます。

断面図・部分断面図で内部構造を見せよう

部品の内側がどうなっているかを伝えたいとき、断面図は欠かせません。

SolidWorksでは、全体を切断する「断面図」と、一部だけをくり抜いて見せる「部分断面図」を使い分けることで、より伝わりやすい図面が作れます。

全断面図の作り方

全断面図を作るには、「レイアウト表示」タブにある「断面図」コマンドを使います。

コマンドを実行すると、切断線のタイプ(縦、横、斜めなど)を選べるようになります。

元になるビュー上で切りたい位置をクリックすると、自動的に矢印の向きが決まって、マウスカーソルについてくる断面ビューを好きな場所に配置できます。

プロパティマネージャーを使えば、断面の向きを反対にしたり、特定の部品だけを断面から外したりすることもできます。

部分断面図で必要な箇所だけ見せる

部品全体を切らずに、見せたい部分だけをえぐり取ったように表示したいときは「部分断面図」が便利です。

作り方はこんな感じです。

1. 対象のビューを選んで、スプラインなどで「閉じたスケッチ」を描く
2. 「レイアウト表示」タブから「部分断面図」をクリック
3. カットする深さを指定する(別のビューのエッジをクリックするか、数値入力)

これで、外側の形は残したまま、必要な内部構造だけをピンポイントで見せることができます。

長い部品は破断図でスッキリまとめる

シャフトやパイプみたいに、同じ断面が長く続く部品をそのまま図面にすると、縮尺が小さくなりすぎて寸法が読みにくくなってしまいます。

そんなときは「破断図」を使いましょう。

真ん中の必要ない部分を省略して、両端の大事な形だけを大きく表示できます。

破断図の作成手順

1. 「レイアウト表示」タブから「破断図」コマンドを選ぶ
2. 適用したい図面ビューをクリック
3. 省略したい区間の始まりと終わりの2点をクリック

これだけで、指定した範囲が自動的にカットされて、ビューが短くなります。

破断の向きは縦・横から選べるので、モデルに合わせて調整できます。

見た目の調整も自由自在

プロパティ画面では、破断図の見栄えを細かく調整できます。

– **ギャップサイズ**:省略した部分の隙間の幅を変更できる
– **破断線のスタイル**:直線、ジグザグ、波線など、JISや社内ルールに合わせて選べる

便利なのは、破断図に寸法を入れたとき、省略した部分も含めた実際の寸法が自動で表示されること。

手動で数値を直す必要がないので、設計変更があってもミスが起きにくいんです。

ビューのトリミングで不要な部分を隠す

図面を作っていると、「この部分だけ見せられればいいのに」という場面がよくあります。

たとえば、軸のキー溝部分だけを図示したいときなど。

そんなときに使えるのが「ビューのトリミング」です。

トリミングの基本操作

1. 図面ビューをクリックして選択(枠がピンクの点線になる)
2. 残したい部分を囲むように、円や四角で「閉じたスケッチ」を描く
3. スケッチを選んだまま、「レイアウト表示」タブの「ビューのトリミング」をクリック

これで、スケッチの内側だけが表示されて、外側の不要な部分は消えます。

シンプルな操作ですが、図面の余白を有効に使えて、伝えたい情報だけをピンポイントで見せられる便利な機能です。

一度トリミングした後でも、右クリックメニューから「トリミングを編集」を選べば、スケッチの形や大きさを後から調整できます。

見た目をさらに整える

プロパティの「ビューのトリミング」オプションを使えば、トリミングの境界線を消したり、ギザギザの破断線に変えたりできます。

また、トリミング後に残ってしまった不要な線は、線を選んで「エッジ非表示/表示」機能で手動で消すこともできます。

詳細図で細かい部分を拡大表示

全体図では小さすぎて寸法が読みにくい部分や、微細な面取り・フィレットの形状をしっかり伝えたいときは「詳細図」を作りましょう。

SolidWorksなら、特定の箇所を拡大した図を簡単に作れて、元のビューとは違う縮尺で配置できます。

円形の詳細図を作る

一番基本的な方法は、円形で切り取る方法です。

1. 「レイアウト表示」タブの「詳細図」コマンドをクリック
2. カーソルが鉛筆マークに変わるので、拡大したい箇所の中心をクリック
3. 必要な範囲を覆うように円を描く
4. 拡大された詳細ビューがカーソルについてくるので、空いているスペースに配置

元のビューには自動で識別文字と円形の枠が付いて、どこを拡大したのか一目で分かるようになります。

自由な形で切り取りたいとき

円じゃうまく囲めない場合や、特定の形に合わせて切り取りたいときは、先にスケッチを描いておく方法がおすすめです。

– 「スケッチ」タブから四角形や多角形など好きな形を描く
– 後で枠がずれないように、寸法や拘束をつけておく
– 描いたスケッチを選んだ状態で「詳細図」コマンドを実行

こうやって枠の大きさや位置をあらかじめ固定しておけば、3Dモデルの寸法が変わっても、詳細図の範囲が勝手にずれてしまう心配がありません。

作った詳細図は、プロパティ画面から表示スケールを自由に変えられるので、現場の作業者が見やすい、親切な図面作りに役立ちます。

まとめ

これらの機能を使いこなせば、JIS製図規格に沿った、実務で通用する分かりやすい図面を効率よく作れるようになります。

最初は操作に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、何度か練習すれば自然に使えるようになりますよ!

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