SolidWorksのユーザー定義プロパティについてお探しですね。

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SolidWorksで材料と質量を自動反映!図面や部品表への入力作業をゼロにする方法

SolidWorksで機械設計をしているとき、部品の材質や重さを図面や部品表に手で入力していませんか?実はこの作業、かなり時間がかかるだけでなく、設計変更があったときに「あっ、修正し忘れた!」というミスの原因にもなりがちです。

この記事では、SolidWorksの便利な機能を使って、材質や質量を図面や部品表へ自動で反映させる方法をわかりやすく解説します。

3Dモデルと2D図面をしっかりつなげれば、設計作業がぐっと楽になりますよ。

まずは3Dモデルに材料を設定しよう

図面や部品表に質量を自動で表示させるには、まず3Dモデル(部品データ)に正しい「材料」を設定することが大切です。

モデリング画面の左側に「FeatureManagerデザインツリー」というエリアがありますよね。

その中に「材料 <指定されていません>」という項目があるので、ここを右クリックして「材料編集」を選んでください。

SolidWorksには最初から鋼やアルミ、プラスチックなど、たくさんの材料データが登録されています。

ここから使いたい材料を選ぶだけで、密度や強度といった物理的な特性が自動的にモデルに反映されます。

もし会社独自の材料を使っている場合は、カスタム材料として新しく登録することもできますよ。

材料をきちんと設定しておけば、この後の作業がとてもスムーズになります。

材料を設定すると、SolidWorksはモデルの体積と材料の密度から、部品の重さ(質量)を自動で計算してくれます。

ちゃんと計算されているか確認したいときは、画面上部の「評価」タブから「質量特性」を開いてみましょう。

ここでは質量だけでなく、体積や表面積、重心の位置なども見ることができます。

ここがポイントなんですが、この質量データはSolidWorksが内部で自動管理してくれているので、後からモデルの寸法を変えたり、材料を変更したりしても、常に最新の値に更新されます。

この「いつも最新」という仕組みが、図面への自動反映を成功させるカギになるんです。

ユーザー定義プロパティに情報を登録する

材料と質量の設定ができたら、次はその情報を「ユーザー定義プロパティ」に登録します。

これをやっておくと、図面や部品表から簡単に情報を引っ張ってこれるようになります。

部品ファイルを開いた状態で、画面上部にある歯車マークの近くの「ファイルプロパティ」をクリックして、「ユーザー定義」タブを開いてください。

ここで「プロパティ名」「タイプ」「値/テキスト表現」の3つを設定していきます。

例えば、プロパティ名に「材質」と入力して、タイプを「テキスト」にします。

そして値/テキスト表現のプルダウンから「材料」を選ぶと、さっき設定した材料名が自動的に入ります。

同じように、プロパティ名「質量」を追加して、値から「質量」を選べば、計算された重量データが登録されます。

ここで便利なテクニックを一つ。

質量の「値/テキスト表現」欄には、最初「”SW-Mass@部品名.SLDPRT”」みたいな変数が入っていますよね。

この後ろに半角スペースを入れて「kg」や「g」と追加すると、「1.5 kg」のように単位付きで表示されるようになります。

こうしておけば、図面に呼び出したときにわざわざ単位を手入力しなくて済むんです。

「材質」や「質量」以外にも、「作成者」「表面処理」「仕入先」など、自社で管理したい情報を自由に追加できます。

よく使う項目はここにまとめて登録しておくと後々便利ですよ。

図面の注記やタイトルブロックに自動反映させる

部品側の設定ができたら、いよいよ2D図面に情報を自動で表示させてみましょう。

図面を作成して、「アノテートアイテム」タブから「注記」を選び、図面上の好きな場所に配置します。

注記の文字を入力する状態のまま、左側のプロパティマネージャーにある「プロパティへリンク」というアイコン(鎖のマークです)をクリックしてください。

ダイアログが出てくるので、「ここにあるモデル」か「指定されたビューのモデル」を選んで、プルダウンから先ほど作った「材質」や「質量」を選びます。

OKを押すと、注記に3Dモデルの情報がそのまま表示されます。

しかもモデルを変更すれば、図面の文字も自動で更新されるんです!

このリンク機能をもっと活用するなら、図面の右下にある「タイトルブロック(表題欄)」に最初から仕込んでおくのがおすすめです。

図面の何もないところを右クリックして「シートフォーマット編集」を選ぶと、表題欄を直接編集できるモードになります。

ここで各欄(部品名、材質、重量など)に、さっきと同じようにプロパティリンク付きの注記を配置して、位置やフォントサイズを整えます。

設定が終わったら編集を終了して、この図面枠を「図面テンプレート」として保存しておきましょう。

次回からこのテンプレートを使って図面を作れば、3Dモデルを配置するだけで表題欄の項目が全部自動で埋まります。

もう手入力する必要はありません!

部品表(BOM)への自動反映とテンプレート活用

組立品(アセンブリ)の図面を作るときは、複数の部品情報を一覧にする部品表(BOM)でもユーザー定義プロパティが大活躍します。

図面ビューを選んだ状態で、「アノテートアイテム」タブの「テーブル」から「部品表」を選んで図面に配置します。

最初は「部品番号」「品名」「数量」などが表示されていますが、ここに「材質」や「質量」の列を追加できます。

追加したい位置の列ヘッダーを右クリックして「挿入」から列を追加し、列のプロパティで「ユーザー定義プロパティ」を選択します。

そこから目的のプロパティ名を選ぶだけで、アセンブリに含まれる全部品の材質や質量が一気にリストアップされます。

もう手作業で部品表を作る必要はありません!

部品表の列幅や文字配置を調整して、理想的なレイアウトができあがったら、この部品表自体をテンプレートとして保存しておきましょう。

完成した部品表を右クリックして「指定保存」を選び、ファイルの種類を「テンプレート(*.sldbomtbt)」に変更して保存します。

これを社内の共有フォルダに置いておけば、チーム全員が同じフォーマットの部品表をワンクリックで使えるようになります。

図面のシートフォーマット化と部品表のテンプレート化を組み合わせれば、「文字を打ち込む」という時間をほぼゼロにできます。

設計者の本来の仕事は「考えること」ですよね。

SolidWorksのプロパティ自動反映機能とテンプレートをうまく使って、もっと大切な作業に時間を使えるようにしてみてください!

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