SolidWorksでボディの移動とコピーについてお探しですね。

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SolidWorksのマルチボディを使いこなそう!移動・回転・コピー・分割の基本テクニック

SolidWorksで複雑な部品を作るとき、1つのファイルの中に複数の立体を作る「マルチボディ」という方法がとても便利です。

この記事では、ソリッドボディを動かしたり、回転させたり、コピーしたり、分割したりするテクニックを分かりやすく解説していきます。

アセンブリではなく部品環境でボディを自由に操作できるようになれば、設計の幅がグッと広がって、作業効率もアップするはずです!

マルチボディって何?どんなときに便利なの?

普通、SolidWorksで部品を作るときは、1つのファイルに1つの立体を作りますよね。

でも、設計が複雑になってくると、1つのファイルの中に独立した複数の立体を作る「マルチボディ」という方法がすごく役に立ちます。

アセンブリファイルで複数の部品を組み合わせるのとは違って、マルチボディはあくまで1つの部品ファイルの中で複数の立体を管理します。

これの何が良いかというと、ファイルの数を増やさずに済むし、全体のバランスを見ながら作業できるんです。

マルチボディを上手に使うには、作った立体を好きな場所に動かしたり、コピーしたり、切り分けたりする操作が必要になります。

たとえば、左右対称じゃないけど似たような形を並べたいときや、最終的に1つの金型を作るために一時的にパーツを分けて作業したいときなど、いろんな場面で活躍します。

アセンブリの「合致」みたいな操作を部品環境でできるので、後から設計を変更するときも楽チンです。

これから紹介する移動や分割のコマンドを覚えれば、SolidWorksでの作業がもっとスムーズになって、直感的に3D設計ができるようになりますよ。

ボディを動かす・回転させる基本ワザ

ソリッドボディを好きな場所に動かすための基本になるのが、「移動/コピー」コマンドです。

使い方は簡単で、メニューの「挿入」から「フィーチャー」を選んで、「移動/コピー」をクリックするだけ。

すると設定画面が出てきます。

このコマンドには大きく分けて2つのモードがあります。

1つは座標や距離を数字で指定する「移動/回転」モード、もう1つは面やエッジ同士の関係で位置を決める「拘束」モードです。

何をしたいかによって、この2つを使い分けるのがポイントです。

**数値で正確に動かしたいとき**は、「移動/回転」モードを使います。

動かしたいボディを選んだら、X、Y、Z軸の移動距離(ΔX、ΔY、ΔZ)に数字を入力するだけ。

指定した方向にピッタリ移動してくれます。

ボディのエッジを基準にして、そのエッジに沿って特定の距離だけ動かすこともできます。

図面に寸法が書いてあるときや、等間隔でボディを並べたいときに便利ですね。

**形同士の関係で位置を決めたいとき**は、「拘束」モードの出番です。

これはアセンブリの「合致」機能とほぼ同じ働きをします。

「拘束」ボタンをクリックして切り替えたら、動かしたいボディを選んで、ピッタリ合わせたい面と面、または同じ中心にしたい円筒面などを順番にクリックしていきます。

すると自動的にボディが動いて、位置が決まります。

感覚的に位置合わせができるので、斜めの面の上に別のボディを置きたいときなどに重宝しますよ。

同じ形を増やす!コピーのテクニック

ソリッドボディのコピーは、さっき説明した「移動/コピー」コマンドの中で設定します。

専用のコピーコマンドがあるわけじゃないんです。

設定画面の中に「コピー」というチェックボックスがあるので、ここにチェックを入れるだけ。

すると元のボディはそのまま残って、新しいボディが作られます。

コピーする数も指定できるので、同じ形を等間隔で何個も並べたいときも、一発で複数のボディを作れちゃいます。

普通の平行移動コピーだけじゃなくて、**回転しながらコピー**することもできます。

「移動/回転」モードの画面下の方に回転角度を入力する場所があるので、回転の中心となる軸(X、Y、Z軸や好きなエッジ)を選んで角度を入力します。

このとき「コピー」にチェックを入れておけば、元の形はそのままで、指定した角度に新しいボディがコピーされます。

円の周りに部品を配置したいときなどに便利で、円形パターン機能よりも細かく調整したい場面で活躍します。

ここで覚えておきたいのは、コピーや移動をした履歴がデザインツリー(フィーチャーマネージャー)に記録されるということ。

つまり、後から「やっぱり移動距離を変えたい」とか「コピーの数を増やしたい」と思ったら、ツリー上の「ボディの移動/コピー」フィーチャーを編集するだけで簡単に修正できます。

SolidWorksの便利な「パラメトリックモデリング」の良さを活かしながら、ボディの配置を自由にコントロールできるんです。

設計の最初からこの履歴が残ることを意識しておくと、後々の修正が楽になりますよ。

1つのボディを切り分ける!分割テクニック

移動やコピーと並んで大事なのが「分割」のテクニックです。

分割コマンドは、1つの大きなソリッドボディを、スケッチや平面、曲面などを包丁代わりに使って、複数の独立したボディに切り分ける機能です。

メニューの「挿入」→「フィーチャー」→「分割」で使えます。

複雑な形を一度に作るのが難しいとき、まず全体の大まかな形を作っておいて、後から必要なパーツごとに切り分ける「トップダウン設計」という方法があるんですが、この分割機能がまさにそれを実現してくれます。

**分割の具体的な手順**はこんな感じです。

まず、切り分ける境界線になるスケッチや平面を先に作っておきます。

分割コマンドを起動したら、「トリムツール」としてそのスケッチや平面を選んで「部品のカット」ボタンを押します。

すると、ボディがどんな風に切り分けられるかプレビューが表示されて、新しく作られるボディのリストが出てきます。

必要なボディにチェックを入れてOKを押せば、元の1つのボディが複数のボディに分かれます。

いらない部分があれば、この時点で特定のボディだけを削除する設定にすることもできます。

さらにすごいのが、**切り分けた後のボディを別々の部品ファイルとして保存できる**ことです。

分割コマンドの設定画面で、できた各ボディにファイル名を付けて保存すると、元の部品ファイルとリンクした状態で新しい子部品が作られます。

これを使えば、複雑な製品の外観を1つのファイルでデザインした後に、金型の分割線で切って実際の部品データを作る、といった高度な設計もできちゃいます。

移動、回転、コピー、分割の機能を組み合わせることで、SolidWorksの力を最大限に引き出せます。

ぜひ実際に試してみて、自分のものにしてくださいね!

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